ヒラキバレエスクール

活動内容

発表会

発表会では白鳥の湖・眠りの森の美女・くるみ割り人形・などチャイコフスキーの3大バレエをはじめ、ジゼル・コッペリアなどのグランドバレエ全幕を毎年夏に上演しています。また、毎年国内外のゲストダンサーや振付家を招いてパフォーマンスや、作品の振り付けなどを行っています。

10周年、20周年記念公演では指揮に堤 俊作氏を招いて東京シティーフィルハーモニー管弦楽団やロイヤルチェンバー管弦弦楽団との共演もしています。これらの作品の舞台作りを通してバレエの技術の習得と共に、精神面での「自立と協調」を学んで欲しいと願っています。

ヒラキバレエスクール 第23回発表会

場所
2007年7月14日(土)・15日(日)の2日間、
浦安市文化会館(地図を見る) 大ホールにて毎年恒例の発表会を行いました。

開演時間
7月14日(土) - 16:30開場 17:00開演
7月15日(日) - 15:00開場 15:30開演

演目
第1部では小品集、第2部では「白鳥の湖」全幕をそれぞれ上演しました。

発表会に関する詳細情報

ヒラキバレエスクールは2007年10月で創立25年を迎えます。
記念として今回の発表会ではカナダナショナルバレエ団プリンシパルのNehermiah Kishさんにゲスト出演していただきました。
14日(土)は「パリの炎」よりヴァリエーション、
15日(日)は「白鳥の湖」の王子を踊ってもらいました。

また、2007年2月ローザンヌでコンテンポラリーダンス賞を受賞した吉山 シャール・ルイ・アンドレ君が、15日(日)にドン・キホーテよりヴァリエーションを踊ってくれました。

プログラム

第1部 小品集


フラワーフェスティバル


森の小人たち


Let's bake a cake

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第2部 「白鳥の湖」


小さな白鳥4羽


ナポリ


白鳥たち

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発表会の感想

さて、今回の発表会で特に感じた事がいくつかありますが、先ず、Nehermiah Kishさんのバレエに対する真摯な態度です。生徒達も彼の発表会といえども決して手をゆるめるこなく、全力で舞台に取り組む姿は大いに勉強になった事でしょう。
余談ですが彼は普段も物静かで大変紳士的なお人柄な方でした。一度だけ鎌倉の明月院にご一緒しましたが縁台でお茶を頂く姿は今の日本人より日本人らしいと思えるほどでした。

もう一つには卒業生の吉山 シャール・ルイ君です。イギリスでのバレエ留学が彼の才能を見事に引き出してくれたように思います。発表会後にローザンヌガラ公演を見に行きましたが、コンテンポラリーダンスにおける彼の表現力は際だっていました。今後の活躍を心から願っています。

一方、生徒達は「白鳥の湖」という大作に挑んだのですが最後まで集中の切れる事もなく、持てる力を存分に出し切ってくれました。
バレエを習った子供達が全て将来バレリーナになる分けではありませんから、グランドバレエを通して一人一人の力を結集して大きなものに挑んだ事は今後の人生への大きな自身につながる事と思います。
「ありがとう」今回携わって下さった生徒を含め全ての皆さんに、この場をお借りしてそう申し上げます。

ヒラキバレエスクール 代表 開 良和